monologue

2005年11月
恐るべし大韓民国3  (2005.11.6[Sun])

どーもだす!みんな、まさか飽きたんじゃ〜ね〜だろ〜な〜?まだまだ続くよ〜!
行ってみよう!いざっ!
泣く泣く、一口しか飲んでいないペットボトルをカバンにしまい、マニュアルの地図を見ながら友達ん家に向かう。
実は、なぜ独りでたどり着かなければいけないかと言うと、友達は別に用があるわけでもなく、家で僕が来るのを待ってるだけ、そう、これは僕に与えられた試練なんです。友達曰く、『別に、空港まで迎えに行ってやってもいいけど、言葉も通じない、まったく知らない異国の地を、たった独りで目的地までたどり着いてみるってのもいいもんだろ?その歳になったら(よけいなお世話だ!)こんな冒険する機会なんて滅多にないよ〜っ』ん〜っ、たしかにそれは言えるな〜。
ってないきさつでこうなったって訳です。
友達ん家に日本から、タダで泊まろうって、やって来るやつは結構いるらしく、そん時の為に、この、空港ー友達ん家完全攻略マニュアル、を作ったらしい。ちなみに、今までたどり着けなかった奴はいないらしい。
へえ〜っ、しかし、そこは20年の付き合い、冒険だあ、なんだよりも、マニュアルの出来に満足し、その正確さを実感したい、させたい、ってな、あいつらしい気持ちが見え隠れしているのを、こっちはお見通しだ〜い!
でも、本当は、本当に貴重な体験を、ど〜も、って感じ。
通りの両側は、ネオンギラギラ、いろんな店がある。看板はハングル語で、まったく分からないけど、定食屋さん、文房具屋さん、おそらくネットカフェ、なんかファーストフードっぽいけど、おでんとおぼしき物も売ってる店、洋服屋さん、見るからに辛そうな食べ物を売ってる店、などなど、まあ店の種類はともかく、ほんとに雰囲気は下北みたい。
そのままキョロキョロしながら歩いていると、すれちがいざま、誰かに腕をつかまれた。
『おい、どこ行くんだよ』    友達だった。
『おーっ、全然気がつかなかった』
『お前、観光客丸出しで歩いてたぞ』
『ん〜、見るもの全部めずらしくてさ〜っ』
ってな1年ぶり、のわりには味気ない再会なんだが、友達が迎えに出て来てくれていた。
SKテレコムって携帯屋さんを左に入って、5mくらい行った1階が焼き肉屋さん、2階は居酒屋、3階は大家さんが住んでる、小さなビルの4階に友達は住んでいる。
荷物を置いて、飯でも食おうって事で、街へくりだす。
歩いて5分くらいの、地下鉄4号線のヘファって駅のそばにある、豚焼き肉の店に入った。
まずは乾杯!韓国のCassってビール飲んだんだけど、うす味でサッパリしてて、キレがある、って感じでおいしかったよ!
さっそくキムチが出てきました、食べてみるとやっぱり辛い!これでも韓国的には庶民の辛さらしい。味は、日本のが、調味料っていうか、旨味があるのに対して、本場のはまさに直球、ストレートって感じかな?そんで、いよいよ、豚焼き肉。味噌みたいなの付けて、キムチやナムル、焼いたニンニクといっしょに、葉っぱで巻いて、ごま油に粗塩入れたやつに付けて、バクッと食べます。
ん〜〜〜っ、ま-い-う〜〜〜〜〜っ(言葉を逆さまにするのはやめなさい)!!
ってな、楽しいお食事でした。
外に出てみると、夜の12時過ぎだってのに、ほとんどの店はまだやってる。ソウルは眠らない街だ、って友達は言う。なんなら、これからトンデムン(東大門)行ってみよう、って事になり、タクシーで向かった。    つづく。

さてさて、トンデムンは眠らない街なのか?次回、恐るべし大韓民国!4をお楽しみにっ!(って、おい!まだ初日終わらね〜のかよっ!)
        画像は、ヘファ駅に向かう商店街

BGM=『Hopelessly Devoted To You』 OLIVIA NEWTON-JOHN


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