monologue

2005年09月
NO.C+D  (2005.9.25[Sun])

どーもだす!CD評判いいみたいで、すごくうれしいです。誰だってほめられるとうれしいよねっ!
さてさて、解説の続きです。
3曲目。下弦の月
この曲は僕が雄樹とやりはじめて、最初に雄樹が歌うのをイメージして書いた曲です。海辺に行けば波の音、森では風で木々がこすれ合う音、、、、、。
じゃあ、宇宙の果てに行ったらどんな音?って空気がないから音はないよ〜、なんて寂しい事いわないで。スペースシャトルで宇宙に行って、外に出た人が、大勢の人間が合唱してる様な音が聞こえたって言ってる話を聞いた事があるんだけど、僕なりにイメージした宇宙の果てに行ったら聞こえる音ってのが、このメロディーです。まあそんな事はまったく雄樹には言わずに詩をつけてもらったんだけど、出来上がった詩が月を見上げるみたいな詩だったんで、ちょっと驚きです!
シングルとして発売していた曲なんで、録音自体は1年くらい前なんですが、トラックダウンをやり直しました(簡単に言うとバラバラにしてもう一回組み直したって感じ)。その結果、一番音数が少ないくせに、一番主張が強いって曲に仕上がりました。基本はアコギ2本です、ライブで使ってるニシノってメーカー(大阪のアメ村の近くにお店がある)のやつで、実は雄樹の物をいつも借りて使ってます。
オブリガート(途中から出てくる合いの手みたいなやつ)やソロ弾いてるのは、アコギシュミレーターって言って、アコギの音が出るエレキギターで弾きました。
歌入れの日に、雄樹は風邪ぎみで、ハイエンド(高い声の成分)が少し足りない気がしたけど、その分、低い方がのびてて、かえっていい方に作用しました。
4曲目。景色(my life)
この曲も詩は雄樹、曲は僕です。この曲を聞くと、初めてこの曲をライブでやる前日(確かサンデーランチだった)に、スタジオがどこも空いてなくて、仕方ないからって、二人で夜の駒沢公園でリハーサルしたのを思い出します。僕が書いた中では、かなりポップな部類に入ります、それに前向きな歌詞がつきました。でもよく聞けば、ずっと歌いっぱなしや〜ん!
こいつもet vous方式で先に歌とアコギで、次にドラムとベースを録り、その後にエレキを重ねました。ギターはGZ、アンプはVOXです。
歌は、今まで使った事のない、ブルーってマイクをカズシ君のスタジオから借りてきて録ったんだけど、雄樹の声に凄くよく馴染んだ。
そんなこんなな4曲でした。
それから、レコーディングしてた、スタジオあぢとの近くの、台湾料理のお弁当屋さん、そんでなにより、僕ら行きつけのラーメン屋さんスペシャル21には我々の胃袋が大変お世話になりました。
以上な感じで、聞けば聞くほど味が出てくる、するめいかミニアルバムが完成いたしました。はたして僕らのもくろみ道り10年後にもまだ味がするかどうかは、みなさんがそれぞれ10年後に確かめて見て下さい。ほんじゃ〜いつまでも大切に聞いてくださいねっ!CDラックに入れっぱなしで埃かぶってたらやだよ!聞かない時はちゃんとケースにしまってね!ジャケットの目に落書きとかしないでねっ!お風呂はいれよ!歯磨けよ〜!(なんでドリフなん?)バイバイ〜。

BGM=『Gleanntanin Ghlas' Ghaoth Dobhair』OTO-GALA


NO.C十C  (2005.9.17[Sat])

どーもです!ついにCD発売しました。まあ、ある意味、これがしたいからミュージシャンやってるみたいなもんです。だもんで、自分にとってCD発売は神聖な事柄なんです。なんか緊張します、判決を待つみたいな、聞いてくれたみんながぼくらにどんな判決をくだすか?ってな感じです。
さてさて、今回は前に言ってたCDの解説とかしちゃいましょー。
1曲目。有限と無限の果て
詩、曲とも雄樹です。この曲は雄樹が前やってたバンドやめて、ソロになってから書いた曲です。E7がらみのAmって感じの強いメロディーラインだよねっ。
詩は、自分の心の内側をたどっていったら、とうとう行き着く所まで行っちゃったみたいな(何言ってんだかわかんね〜よ!)感じだね。
この曲はまず、クリック(メトロノームみたいなもん)にあわせて、僕のアコギと雄樹の歌だけの、まあ言ってみりゃサンデーランチでやってるみたいな感じのもんを仮に録音して、それを聞きながらドラムとベースを録りました。
まっつあんのドラムセットはこのセッションすべて、ソナーってメーカーの60年代の古いやつでコンパクトないい音が録れました。それと、この曲はスネアのゴースト(小さく鳴ってる装飾音符みたいなもん)があまりにもいいグルーブしてたんで、それを聞かせる為に、かなりきつめにコンプ(大きい音は小さく、小さい音は大きくする道具)をかけました。
笹田君のベースはこのセッションすべて、いつもライブで使ってるフェンダーのジャズベースにアバロンのDI(音を一定のレベルまで持ち上げ処理しやすくする道具)で録りました。
その出来上がったトラックに僕がギターを重ねていきました、アンプはマーシャルJCM800に、ギターはライブで使ってるグレコのGZ-2600IFです。
その出来上がったオケに雄樹の歌を取り直すんだけど、この曲は始めに仮で録った歌が凄くよかったんで、その歌をOKにしちゃいました!ちょっと自慢しちゃえば、仮歌OKってわれわれの世界では言うんだけど、それが出来るボーカリストは、かなりスキルが高いんですぞー!
2曲目。Rainy day
詩は雄樹、曲は僕です。この曲は道を歩いてて突然思いついた。なもんで曲のテンポが僕の歩くスピードって事になります。いつもそうなんですが曲を書く時は、でたらめ英語みたいなやつで歌って書きます、Rainy day〜、、、のところはそうやって歌ってました。雄樹に詩をつけてもらうのに曲をわたす時にそう歌ったら、それを使ってくれました。雄樹にかかると雨を心のなかに降らしちゃう、そんな詩です。
これも歌とアコギを始めに録って、それにドラムとベースを録りました。結局、全曲そうやったんで、これをet vous方式と呼びます。
それにギターを重ねて行きました。アンプはVOXのAC-30、ギターはGZ、ソロはちょっとジェフベックを意識(まだまだだなっ!)してジャパンフェンダーのストラトです。
それと、後ろで鳴ってる弦(オーケストラ)の音があまりなじまなかったんで、知り合いのBuzz9ってバンドやってるカズシ君のスタジオ、ACTIV Kに行って、いい音に差し替えてもらいました。
そんで雄樹の歌とコーラスを入れて完成です。ちなみにギターソロのバックでWooーって歌ってるコーラスは4声のダブル、合計8トラック使ってます、雄樹、ご苦労さまでした。
ってな感じでとりあえず2曲分の解説でした。

さて次回はラスト2曲、どんな展開が待ち受けているか?(ただの解説だろ?)
乞うご期待!!おたのしみにっ。(いつものネタはないの?)

BGM=『Chicago』THE BLISS BAND


NO.C十  (2005.9.5[Mon])

ど〜もで〜す。この時期になると、ゆく夏くる秋2005と題していろんな事をしでかすわたくしであります。って言っても別にたいした事をする訳じゃあなく、こないだなんかは回転寿司で普段はぜったい取らないような中国4千年の歴史!みたいな絵柄のお皿を食べてみたり(せこい)、みそラーメンに珍しくネギをトッピングしちゃったり(小さ〜!)とか、いわゆるパーティーなわけよっ(ルー大柴な感じで)、自分の中じゃあ〜、わかる?ん〜〜〜っ、ちょっとわかりずらいかあ〜?
まあ、とりあえずはいいとして(マイペースだねえ〜)。
そんな感じで、ゆく夏を惜しんでるのねっ。そんでまた変な事考えちゃってねっ、コペル何とかの天動説だか地動説だかがなんだかんだってやつが、自分と季節の関係にもあって、ゆく夏〜っとかいって動いちゃってるイメージで見てるけど、実は動いちゃってるのは自分のほうだったらって、そしたら、どう季節をイメージしなおせばいいのかなあ?な〜んて分けわかんない事考えてたらさ〜、目の前の寿司は実は回ってなくて、回ってんのは自分の方だあ〜、な〜んて思えてきちゃってさ〜っ、そしたらなんか、う〜ん取らなきゃって、思わず4千年のお皿取っちゃったんだよね〜(誰もわかってくんないよ)!
そうそう、いよいよCDが出来上がりましたよっ(もう違う話かよっ)。ずいぶん時間かかっちゃったけど、自分的には10年後に聞いても聞けるような感じに仕上げたつもりなんだけど、はたしてどうかな?エコー感や、ダイナミックレンジ(簡単に言うと音の強弱)は時代によって流行があったりで難しいけど、なるべく自然な感じになるようにやってみました。今度のmonologueで1曲ずつ解説でもしましょう!
ほんなかんじで、みなさんよいゆく夏くる秋2005を、、、、、、。

BGM=「THE BATTLE OF EVER MORE」 LED ZEPPELIN


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